コロナ禍を機に、全国各地で開催されていた展示会や商談会がリアルとオンラインによるハイブリッド型へと変容し、また対面機会の制限により通常の営業活動もオンラインでの商談が増えました。 そのようななか、販路拡大ツールとして企業PR動画を活用する必要性、重要性が注目されるようになりました。

大田区産業振興協会では、区内企業が自社の特徴・強みを認識し、効果的な自社ＰＲにつなげることを目的に、この支援を始めました。自社PR動画を作成したことのない企業を対象に、 企業が動画制作費用の1／3を負担することでPR動画（約3分）を制作することができます。

この支援事業の大きな特徴は、動画制作にかかわる全業務を協会と制作委託業者が伴走サポートするという点です。また、今後企業が自主制作する際に役立つよう、より有効に映像化するコツやPR方法をアドバイスいたします。

大田区内企業の中には、自社ホームページを所持していない企業も少なくありません。また、素晴らしい技術を持っているにもかかわらず、そのPR方法に長けていない企業も多いため、大田区ならではの支援事業といえます。

募集枠は15社。募集開始から短期間で定員に達するほど、反響の大きい支援事業となりました。

制作の流れ

①【申込企業】　アンケート記入・提出

プロライター、撮影カメラマン、制作デザイナーとの打合せ前に、アンケートを記入し提出。

③【制作スタッフ】→【申込企業】　撮影シナリオの提案

制作スタッフが動画内容のシナリオを作成し、ナレーションの提案をします。

④撮影（約2時間）

　　

(1)撮影前最終打合せ

(2)撮影開始

今回の申込企業のうち、真田機械株式会社（金属加工製造業）と西洋菓子店セルクルの制作動画を紹介します。