独立電源式大型動物の自動給餌装置

大型飼育動物の福祉を向上し、脱炭素社会の実現に貢献する屋外自動給餌装置

動物園内で飼育されている大型動物に給餌を通じて生活の変化を与えることで、動物の福祉を向上させます。
製品は大型動物のアタックやいたずらに対応する構造となっており、1日での施工が可能です。
飼育をされる方と大型動物が放飼場内の同じ空間で過ごす時間を減少させますので作業の安全性の向上、給餌作業の削減が可能です。
すべての動作は太陽光のエネルギーにより賄われますので、クリーンエネルギー活用の観点から脱炭素社会の実現に貢献いたします。

風雨の対策はもちろん、大型動物のアタックに耐える構造です。
一方で繊細でありながら重量のある給餌をわずかな太陽光のエネルギーで動作させ続けることを実現しました。動物園施設を開発・設計・製造・施工している弊社が長年培ってきたノウハウ（景観性、安全性、複合材の組立、扉、防風・防雨など）と、ソーラー発電を組み込み安定使用可能な製品製作のノウハウを生かしました。来園者など人目につきますので、景観に溶け込む円柱のデザインとし、また、飼育動物が触れても安全な製品です。

動物園の放飼場

大型動物の放飼場に配置し、自動給餌の電力をすべて独立電源でまかない、さらに大型動物の攻撃・破壊に耐えうる自動給餌装置です。
電源を配線する必要がないため、配線系統の動物危害の心配がなく、大きな工事も必要としません。また、設置場所の変更にも対応できます。
放飼場内に複数設置することで給餌の多様性をさらにもたらし、飼育動物の福祉向上に役立ちます。1日複数回にわたる給餌の作業を1回で済ますことができますので、作業の省力化に貢献します。