マンホール浮上防止WIDEセフティパイプ工法

第23回入賞製品・技術

奨励賞

マンホール浮上防止WIDEセフティパイプ工法_写真

概要

大地震に伴う地盤の液状化が原因と考えられるマンホールの路面からの突出現象が確認されており、下水道の排水機能への障害や交通障害が発生するなど多方面に甚大な被害をもたらしています。

新潟に工場があり、2004年に中越地震を経験した当社は、いつ発生してもおかしくない大規模地震に対し、下水道が有すべき最小限の機能を確保し、かつ救援活動や災害復旧活動に支障にならない「地震に強いマンホール」を作ることを目標に、対策工法の開発を進めてきました。

7年の開発期間の間に、約300回に及ぶ水槽振動実験と独立行政法人土木研究所の三次元振動台を用いた1号マンホール1/2スケール実証実験を行ってきました。

「マンホール浮上防止WIDEセフティーパイプ工法」は、地震によって発生するマンホール周辺地盤の過剰間隙水圧を地盤内に設置した集水管により集水し、マンホール内部に排水します。その結果、マンホール本体に作用する過剰間隙水圧を消散させてマンホールとその周辺地盤間の摩擦力低下を抑制し、マンホールの浮上防止を図ることができます。

特に、新潟県で施工実績を増やしています。

特徴

地震時においてマンホールが浮上する要因として、マンホール周辺の地盤に発生する過剰間隙水圧が挙げられます。

WIDEセフティパイプ工法は、この過剰間隙水圧を消散し、マンホール内部に排水します。その結果、主として液状化によるマンホール外周の摩擦力低下を抑制することでマンホールそのものの浮上を抑制することができます。

本工法は、以下の特徴を有しています。

  1. マンホール内部から集水管を設置するため、マンホール周辺の掘削工事を必要としません。(既設マンホールの場合)
  2. 地上の専有面積が小さくても施工が可能です。
  3. マンホール内への排水は地震が発生して液状化した時だけですので、無用な水を下水に流しません。
  4. 繰り返しの余震にも性能は変わりません。

営業品目

  • 下水道マンホール用耐震性継手
  • ヒューム管用継手ゴム輪
  • トンネルセグメント工法用シール材
  • 自動ドア用・産業用マットスイッチ
  • 薄型高感度マットスイッチ
  • ドア用戸先センサー
  • Super-LED

企業情報

社名 株式会社 信明産業
住所 〒143-0006 大田区平和島6-1-1 東京流通センタービル531
連絡先 TEL:03-3767-4300
FAX:03-3767-4310
URL http://www.shinmei-ri.co.jp/

ものづくり・イノベーション推進課 イノベーション創出担当
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