「大田の工匠技術・技能継承」表彰事業

本事業は、大田区内の製造業を営む中小企業において、実務指導者（師匠）と若手技術者（弟子）による各企業内または、企業の枠を超えて区内の企業間で実施されている技術・技能の継承についての優れた取組みについて表彰するものです。継承に積極的な企業の取組みを表彰することにより、「技術・技能継承」及び「若手人材の確保」という区内企業の課題解決に寄与し、ものづくりのまちの活性化を図ることを目的とします。

「大田の工匠技術・技能継承」成功事例から学ぶ

　「大田の工匠　技術・技能継承」は、大田区内の中小製造業において技術・技能継承に積極的な企業の取組みを表彰する事により、他の企業の関心を高める事を目的として、平成29年度にスタートしました。過去5年間の受賞者数は、のべ42組となりました。

　ものづくり企業の技術・技能継承は、企業の根幹技術を後進に伝える重要な取組です。これから、大田区内企業において行われている代表的なものづくり企業の技術・技能継承の事例を紹介致します。

受賞企業

対象となる方

応募対象は、大田区の特徴であるものづくり分野の製造業（※別表参照）を営む区内企業で、技術・技能の継承について区内での企業間連携や企業内OJTにより積極的に取り組んでおり、他の模範となる事例を輩出している中小企業とします。

技術・技能とは、大田区の特徴であるものづくり分野の業種に関わるものを指し、企業規模は要件としません。
実務指導者と若手技術者は、所属が同一企業でなくても応募可能とし、国籍は問いません。
実務指導者は、所属企業における技術・技能の指導的地位にある者とし、年齢は問いません。
若手技術者は、基準日（11月1日）現在、ものづくり業務における実務経験3年以上を有し、技術・技能を継承することで所属企業の成長に貢献できる者とし、且つ、40歳代までの者とします。
同一の実務指導者・若手技術者による同一年度の複数応募はできません。
受賞者（実務指導者・若手技術者）は、受賞後の再応募はできません。
受賞者輩出企業の同一技術・技能分野の再応募はできません。

別表
業種
プラスチック製品製造業	ゴム製品製造業	窯業・土石製品製造業
鉄鋼業	非鉄金属製造業	金属製品製造業
はん用機械器具製造業	生産用機械器具製造業	業務用機械器具製造業
電子部品・デバイス・電子回路製造業	電気機械器具製造業	情報通信機械器具製造業
輸送用機械器具製造業	その他の製造業