ものづくり企業と医療、介護、看護分野をマッチングします!~協会コーディネーターへご相談ください~

大田区はものづくりのまちとして高度な技術を持ち、国内産業の発展を支えてきました。近年、製造業をとりまく環境は大きく変化しており、得意としてきた分野から多方面へ展開することも企業の発展には不可欠な要素となっています。

新規参入する分野として注目されているのが医療機器開発です。
日本で使用される医療機器は輸入に依存しており、政府は我が国が誇る高度なものづくり技術と医療現場の要請との適合が必ずしも十分でない、として平成26年8月「次世代医療機器開発推進協議会」を設置しました。これは医工連携によるネットワークの構築や産学官連携による世界最先端の医療機器開発の推進、医療機器産業の活性化を目指したもので、医療機器開発は国の成長戦略となっています。
一方で、医療分野は法律(薬機法)による規制などが厳しいことから中小企業にとっては参入のハードルが高く、成功事例が少ない背景ともなっています。

(公財)大田区産業振興協会(以後、協会)においても、大田区企業の高い技術力を活かせる分野として医工連携を推進しています。その際、上記のような課題意識を持ち、ものづくり企業と医療分野との連携事業に加え、看護や介護分野との連携事業も展開しています。

医療機器メーカーによるオープンイノベーション

医療分野においては昨年、医療機器メーカーによるオープンイノベーションを実施しました。これは米国最大手の医療機器メーカーの日本法人が製品開発を目指して開催したものです。医療機器メーカーと組むことで法規制や販路といった問題が軽減されるため、区内企業が医療分野へ挑戦する際のハードルを下げることができます。

当日は、セミナーにて医療機器メーカー側から現場での知見、法律の知識、医療機器マーケットの解説を行って頂いた後、医療機器メーカーが求める技術について発表頂きました。

様々な分野で培った大田区企業の技術や研究開発、試作、難加工等を得意とする特徴がマッチし、現在も複数の案件が進行中、当協会コーディネーターが全力サポートしています。

介工連携イベントの様子

介護分野においては「介工連携イベント」と称し、大田区肢体不自由児者父母の会と東京工科大学の協力を得て、製品化に向けたアイデア創出ワークショップを開催しました。
これは介護当事者と医療専門家、デザイナー、製造業者、販売会社の立場の異なる5者によるワークショップで、車いすを使用する生活の中で感じている不便さの改善や不安の軽減をテーマに議論及びアイデアセッションが行われました。

即製品化とはなりませんでしたが、異なる視点でのアイデアや販売会社のニーズを把握することに繋がり、今後も取り組みは続けられることとなりました。

グッドデザイン賞 賞状

看護分野においては、看工連携ワークショップを「看護師×ものづくり企業」という組み合わせで富士通(株)と共催で開催。
医療分野の中でも看護の現場で使用する器具等は許認可が不要なものもあるため、医療機器に比べてコストや時間を削減しての製品化が可能となり、異業種から参入する中小企業にとってもアプローチしやすい分野であると考えます。

医療・看護関係者(看)とものづくり関係者(工)によるこの取組みは「看工連携プロジェクト」として2019年にグッドデザイン賞(地域・コミュニティづくり)を受賞しました。

いずれの連携においても、大田区ものづくり企業の技術力を生かすことで医療、介護、看護分野それぞれの分野の課題解決へと繋がる可能性があります。
医療機器メーカーとのマッチングやその後の開発段階における細かなご相談などもサポートいたしますので、医療、介護、看護分野への参入をご検討の区内企業の方は是非ご相談ください。
また、医療、介護、看護分野の方で機器の改善・改良、新規開発をご検討の医療関係者の方は是非、当協会までご相談ください。

お問い合わせ先

(公財)大田区産業振興協会 ものづくり・イノベーション推進課 イノベーション創出担当
〒144-0035
東京都大田区南蒲田1-20-20 大田区産業プラザ3階
TEL 03(3733)6294 Mail mono_matching@pio-ota.jp


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