羽田空港跡地開発と戦略的産業クラスター形成パイロット事業について

大田区は、羽田空港跡地第1ゾーンにおいて、区の経済成長や地域産業の発展に資するため、官民連携により世界と地域をつなぐ「新産業創造・発信拠点~HANEDAゲートウェイ~」を形成することとしている。

羽田空港跡地第1ゾーン整備事業(第一期事業)では、民間事業者が先端産業事業と文化産業事業の拠点となる施設を設置するとともに、区が施設の一部を区活用施設として借り上げ、産業交流施設として運営していく。跡地開発は、平成32(2020)年度概成を目指しており、現在、土地区画整備事業が進められている。また、平成30年5月には、羽田空港跡地第1ゾーン整備事業(第一期事業)を担う民間事業者との事業契約を締結した。

羽田空港跡地第1ゾーンを巡るこうした動きを踏まえ、区では、平成30年度から新たな事業として戦略的産業クラスター形成パイロット事業を実施している。

ライフサイエンス・ヘルスケア分野 イメージ

この事業は、羽田空港跡地第1ゾーンで展開される先端産業分野に関連する産業クラスター形成を促し、多くの区内企業の参画を図り、地域産業の発展に資することを目的としている。具体的には、「次世代モビリティー分野」「ライフサイエンス・ヘルスケア分野」「ロボティクス分野」「関連分野(デジタルコミュニティー形成など)」の4つの事業分野において、6つの事業プロジェクトを選定し、多くの企業・大学等が参画し推進していく。事業プロジェクトの実施にあたっては、企業、大学等から幅広く提案をいただき、多くの区内企業の参画により、先端産業分野における区内企業の技術力、対応力と経験値の向上を目指す取組みとしている。

平成30年5月に事業プロジェクトを公募し、応募があった事業プロジェクトについて審査を行った結果、平成30年6月、以下の6つの事業プロジェクトを選定した。

自動走行車 イメージ

例えば次世代モビリティー分野では、「小型自律走行移動体の開発」を実施する。現在、世界的に自動走行車の開発が進んでおり、大手自動車メーカー等によるトラックやバス、乗用車での実用化のための実証実験が行われている。このなかで今回の事業では、輸送用途を考えた小型移動体のプロトタイプ開発にチャレンジする。案件はいずれも、区内企業の参加を受け先端分野でのノウハウ蓄積や技術力向上につながるプロジェクトが決定している。

〈事業プロジェクト一覧〉
事業分野 テーマ名
1 次世代モビリティー分野 小型自律走行移動体の開発
2 ライフサイエンス・ヘルスケア分野 眼科手術機器及びシミュレーターの開発
3 細胞培養装置のマルチウェル化事業
4 高齢者等の在宅服薬者支援装置の開発
5 ロボティクス分野 多言語対応スマートロボットの開発
6 関連分野 テイラーメイドサーバー事業のプロトタイプ開発
(ビッグデータ活用を含む)

区はこの事業を大田区産業振興協会に委託して実施している。協会は、事業の管理法人として各事業プロジェクト提案者と契約を締結し、具体的に各事業プロジェクトを推進する役割を果たしている。

各事業プロジェクトの内容の「見える化」を図るため、今後、専用ホームページを作成し、情報発信に努めていく。

多言語対応スマートロボット イメージ

区は協会と連携しこの事業を着実に推進し、平成32(2020)年度概成予定の産業交流施設での事業展開との関係性を創出していくことで、先端産業分野における区内企業の優れた技術力・対応力を国内外に発信していく。そして、この事業を推進していくことにより、イノベーションを起こし、区内企業の受注獲得の拡大と雇用の創出・確保及び技術者の育成を図り、地域産業競争力の強化に貢献していく。

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