おおた美味しいタイムズ 語りたくなる、おおたの時間

大田区ゆかりの方が自身のお気に入りのお店を紹介。
美味しい食事とともに、大田区での時間をお話しいただきます。

「品川庄司」庄司智春さん
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昔ながらの洋食屋 ぐりるスズコウ
(蒲田)

今回、登場いただくのは大人気お笑いコンビ「品川庄司」の庄司智春さん。
訪問するのは庄司さんが家族でも通うお気に入りの一軒。
JR蒲田駅から徒歩2分、「昔ながらの洋食屋 ぐりるスズコウ」さんです。

庄司 智春(しょうじ ともはる)

1976年1月生まれ、東京都大田区蒲田出身。
品川祐とコンビ「品川庄司」を結成し、漫才、バラエティ番組などで幅広く活躍。

蒲田は「手が届く街」

今回のお店はこちら蒲田駅からすぐの『ぐりるスズコウ』さんをご紹介いただきました。庄司さんは蒲田のご出身とのことですが、まずは蒲田ではどのように過ごされていたかをお聞かせいただけますか。

ぼくは生まれも育ちも大田区で、幼稚園の頃くらいまではマンション住まいでしたが、そこから引っ越した先の、1階が工場、2階が住居のいわゆる「町工場(まちこうば)」の実家で育ちました。

小・中・高とすべて蒲田地域の学校に通い、高校卒業後の就職先も大田区内の工場。そこを退職して、吉本興業に入ったあとも3年くらいは実家に住んでいたので、23歳くらいまでは大田区、蒲田で過ごしていたことになります。

当時は1980年代から2000年にかけての時代ですが、蒲田の町は変わりましたか。

随分と変わりましたね。蒲田には今もたまに来るのですが、昔と比べて随分と綺麗になったように感じます。

昔は西口に映画館があって、あとこのお店の近くにバッティングセンターもありましたね。部活は野球部だったので、バッティングセンターにはよく行っていました。

ご自身の思い出として、蒲田にはどんなイメージがありますか。

蒲田は色々な意味で愛される存在なんだなと思っています。お笑いのコントなんかでも蒲田は「オチ」に使われていたりしているイメージですね。

住んでいる頃はあまり理解できていなかったんですが、外の世界を知るようになると、その感覚が分かるようになったと思います。

あと、蒲田の良い所は新宿や渋谷を「ギュッと凝縮」したようなところにあると思っています。

学生の頃は渋谷とか派手な街に憧れがあって、背伸びして買い物に行ったりもしていましたが、当時のぼくにとって新宿や渋谷といった街は大きすぎたと思います。

蒲田は街の大きさもちょうど良く、どこに何があるのかが実感として分かっていました。

手頃な価格で美味しい物が食べられるし、服を選ぶのも品揃えが良い古着屋さんが何店舗もあって、買い物であれば蒲田で十分事足りました。

それに、肩ひじ張らずに過ごせる感覚って言うんですかね。色々な場所や物、そして情報も、蒲田にあるものには全部「手が届く」感覚がありました。

ここで庄司さんが注文した「特大生姜焼き定食」が完成。名前のとおり、特大のお肉と生姜がたっぷり盛られた豪快な一品です。

特大生姜焼きは250g。

家族で楽しめるお店として

これですね、生姜がどっさり乗っかっていて、なにより肉が大きい。味が美味しいのはもちろん、食べている時の満足感がすごいです。

じつは「ぐりるスズコウ」に初めて来たのは番組のロケで、10年くらい前だったと思います。蒲田に住んでいる頃は来たことがなくて。初めてこのお店に来て、生姜焼きを食べた時は「えっ、こんなお店あったんだ。めちゃめちゃ美味しい!」ってびっくりしました。蒲田には詳しいですが、ぼくが知らない銘店というのもまだまだあるんだなと思います。

それ以来、どんな場面で『ぐりるスズコウ』さんには来られているのでしょうか。

家族で食べにきますね。たとえば家族でぼくの実家に帰った時とかよく利用させてもらっています。妻と子供が3人いるのですが、今食べている生姜焼きはもちろん、他にも夜のメニューにあるカニクリームコロッケとかエビフライとかの揚げ物も絶品で、妻も子供たちも「美味しい、美味しい」と喜びながら食べています。この味は蒲田でもトップクラスだと思っています。

味だけでなく、このボリューム感は子供からも喜ばれますね。

そうですね。味もボリュームもすごい。なので食べに来る時は少し気合いを入れてくる、というか。ぼくは普段は鶏肉を食べることが多いので、このサイズの豚肉を食べる時は事前に身体を整えて、チートデイ用の食事として食べるつもりで来ます。

※チートデイ
食事制限を行いながら「好きなだけ食べてもいい日」を計画的に設けること。意図的に摂取カロリーを増やすことで、基礎代謝量の低下を防ぐ効果があると言われている。

庄司さんご一家でいらっしゃるとお店の中でも目立ちますよね。

それがそうでもないんですよ。時々は周囲のお客さんに気づかれているような雰囲気もありますが、みなさんそっとしておいてくれています(笑)。妻も個室じゃなきゃイヤだ、っていうタイプでもないので、家族で気兼ねなく食事を楽しんでいます。

蒲田のお店で一番リピートしているのはスズコウさんですね。店員さんも優しくて親切で。子供用にお土産をいただいたこともあって、本当に良いお店だと思っています。

店主の鈴木さんとの談笑シーン。鈴木さんも庄司さんの大ファンとのこと

「手が届く街」で育ち、今も家族と一緒にその街に戻ってくる。
庄司さんにとって蒲田は、変わらず“ちょうど良い距離”であり続ける
場所なのかもしれません。

今回のお店

ぐりるスズコウ

東京都大田区蒲田5-16-8
予約不可

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