大田区ゆかりの方が自身のお気に入りのお店を紹介。
美味しい食事とともに、大田区での時間をお話しいただきます。
副島 淳さん
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はな川/dining はな川(長原)
今回は俳優・タレントとして活躍される副島淳さんにご登場いただきました。東急池上線 長原駅から徒歩すぐ、副島さんの行きつけの魚屋さん「はな川」は鮮魚店と、その魚を活かした飲食店「dining(ダイニング)はな川」が併設されている珍しいお店です。

副島 淳(そえじま じゅん)さん
1984年生まれ。東京都大田区蒲田出身。
俳優・タレント、テレビでのリポーターなど多方面で活躍中。

日常を華やかにする魚屋さん
副島さんにとって「はな川」さんは馴染みのお店。月に1~2回はお魚を買いに訪れるとのことです。慣れた様子で並べられているお魚を見て回ります。

「はな川」さんを知ったきっかけは妻の友人からの口コミでした。4年くらい前だったと思いますが、「すっごく美味しい魚屋さんがあるよ!」って教えてもらって。自宅から自転車で来られる距離だったので試しに来てみたんです。そしてお魚を買ってみたら、驚くくらい美味しくて。
それまで魚はスーパーの鮮魚コーナーで買っていたのですが、ここの魚はまったく別物。味はもちろん、鮮度や口当たりが明らかに違いました。今では毎月のように来るようになっています。
本当にどのお魚も美味しいのに加えて、値段も良心的なのでもうスーパーで魚を買うという選択肢はなくなりましたね。
どんな時にご利用されるんですか?
ぼくはお酒も好きで、お店で飲むだけでなく友人を自宅に招いての飲み会なども時々やっています。その時にこちらのお魚を用意しておくと友人たちも喜んでくれますし、お酒が美味しく飲めます。
何より、食卓が華やかになるんですよね。妻の家族や特別なゲストが来る時なども利用させてもらっています。

好きなお魚、良く買われる定番商品はありますか。
エンガワやネギトロが大好きなので必ずといっていいほど買いますね。あと、イチ押しの商品は「なめろう」です。これが本当に絶品なんです。ただ、レア物なのか、お店に来ても中々出会えません。
以前、「あっ、なめろうがある!」と見つけて喜んでいたら、最後の1個を目の前で他のお客さんが手に取ってしまって。そのまま買われてしまう所を見てくやしい思いをしたこともあります(笑)。
お魚もそうですが、お店の方も元気で明るいお店ですね。
ええ、「はな川」さんに来るのはお魚が目当てですが、お店の方とのコミュニケーションも楽しみのひとつです。
ただ物を買うだけでなく「今日はこの魚が美味しいよっ」ってその日のオススメの魚を教えてもらったり、お話ししたりするのも心温まる感じがして好きなんです。
中でも時々お会いする、お年を召されたパートの店員さんがいらっしゃるのですが、毎回「日本語上手ねー」と言ってくれるので、ぼくも「去年日本に来たばかりなんですよー」と冗談で返す定番のやり取りがありまして。ぼくのことを覚えてくれているのか、覚えていないのか(笑)。
そんな気持ちが和むやり取りも含めて、こちらのお店に来るのは楽しみのひとつになっています。

生まれ育った大田区と、今住む大田区
買い物を終えて、併設されている飲食店「dining(ダイニング)はな川」の方でお話しの続きを聞かせていただきました。
こちらのダイニングの方には初めて来ました。魚屋さんの方は「歴史のある町の魚屋さん」って風情ですが、こちらは打って変わって高級レストランみたいな雰囲気ですね。驚きました。

店員さんとの談笑シーン。
副島さんは幼少期の頃、蒲田で生まれ育ったとのことですが、その頃のことは覚えていらっしゃいますか。
はい、5才頃まで今の京急蒲田駅のそばに住んでいまして、その頃の思い出は割と記憶に残っています。
今でも大田区には銭湯が多いと思いますが、当時は近所に2~3軒銭湯があって。当時よく面倒を見てくれていた祖母と毎日銭湯に行っていました。

銭湯には大人のおじさん、おじいさんたちがたくさんいて。騒いだり、湯舟が熱いので水を出したりしていたら容赦なく怒られていました(笑)。あの時代らしい思い出ですね。
祖母は人あたりが良くて、今で言うところの顔が広いタイプだったと思います。祖母に連れられて買い物に行ったりすると、お店や道ばたで色々な人に声をかけられて、ぼくも可愛がってもらえていたことは今でもよく覚えています。
今でも蒲田に行かれたりはするんですか?
ええ、今も蒲田にはよく行きますね。昔と比べて綺麗になった印象もありますが、一方で少し奥まった所に入ると古い時代の面影がまだ色濃く残っていたりしていて、面白いような、懐かしいような感じがあります。
インバウンドの方もよく見かけるようになりましたが、そういう新しい風景と、昭和がそのまま残っているような古いものが違和感なく共存しているように感じます。
ここで「dining(ダイニング)はな川」で提供されている「お刺身の盛り合わせ」と、お店おすすめの「白子のバター醤油焼き」が到着。

これすごいですねっ、最高です!脂がのっていて、甘味もすごい。いくらでも食べられる味ですよ。刺身って美味しいし、食べていて罪悪感がないというか。お肉も好きなんですが、やはりカロリーのこととか気にしちゃったりしますからね。
白子も感動ものですね。白子っていうとポン酢で食べたことしかなくて、バター醤油焼きで食べるのは初めてですが、こんなに美味しいんですね!

さきほどもお話ししましたが、こちらのダイニングの方に来るのは初めてなんですけど、これからはこちらにもお邪魔したいですね。
ご自宅からは自転車で来られる距離と仰っていましたが、今も大田区内にお住まいなんでしょうか。
はい。幼少期蒲田で過ごした後、葛飾区や千葉県などに住んでいましたが、今は大田区の落ち着いた住宅エリアに住んでいます。
住み始めてもう10年くらい経ちますが、今の住まいを見つけたのも「大田区に戻るぞ」といった気持ちからではなく、単純に条件の良い物件を探した結果、今のところに落ち着いたといった感じです。

今の所を選んだ理由は、物件自体が良かったのもありますが、都内の事務所や仕事先へのアクセスの良さがあります。品川や羽田空港へもすぐ行ける。アクセスがとても良いんです。それに私の住んでいる家の周辺はファミリー層が多く、静かで落ち着いていて、暮らしやすい地域だと思います。
同じ大田区でも地域と時代が違えば、空気や雰囲気は全然変わりますね。ぼくの中で大田区=(イコール)蒲田でしたが、大田区にも色々な地域とその表情があるということを知りました。結果としてですが、今も生まれ育った大田区での生活を楽しんでいます。
絶品の魚と、店員さんとの気さくな会話、そして少し特別な食卓の時間。
副島さんが「はな川」に通い続ける理由は、そのどれか一つではなく、
すべてが自然にそろっているからなのでしょう。
日常の中にあるお気に入りのお店が、日々の時間を豊かにしてくれます。
はな川/dining はな川
東京都大田区上池台1-32-4
https://www.instagram.com/hanakawa_fishmarket/

