おおた美味しいタイムズ 語りたくなる、おおたの時間

大田区ゆかりの方が自身のお気に入りのお店を紹介。
美味しい食事とともに、大田区での時間をお話しいただきます。

副島 淳さん
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居酒屋Fukuzushi(フクズシ)(西馬込)

俳優・タレントとして活躍される副島淳さん。
副島さんの第2回目の訪問は都営浅草線 西馬込駅から徒歩15分、
副島さん馴染みの「居酒屋Fukuzushi(フクズシ)」さんです。
豊富なメニューと工夫が凝らされた味わいが地域で大人気のお店です。

副島 淳(そえじま じゅん)さん

1984年生まれ。東京都大田区蒲田出身。
俳優・タレント、テレビでのリポーターなど多方面で活躍中。

壁いっぱいのメニューが語る店

大きな道路から一本入った落ち着いた雰囲気の通りに、焼鳥屋さんやお肉屋さんが並んでいます。「居酒屋Fukuzushi(フクズシ)」さんがあるのはその一角。地域密着の居酒屋さんといった風情です。

こちら「フクズシ」さんは馴染みのお店とのこと。いつ頃からご利用されているのでしょうか。

一昨年くらいからですね。ぼくも妻も外食が好きなので、よく外に食べに行くのですが、その日は「地元でお店を開拓しよう!」をテーマにお店を探しました。その時、検索でたまたま見つけたのが「フクズシ」さんでした。

こういう、壁にたくさんメニューが貼ってあるお店がぼくも妻も好きで、ネットの写真を見て直感的に「これは良いお店だ」と思って訪れたのが最初です。

入ってみたらこれが大当たりで。メニューが居酒屋さんらしく幅広くあるのですが、どれを頼んでも美味しくて驚きました。1回目でもうお気に入りのお店になりました。

奥さんと一緒にいらっしゃることが多いのでしょうか。

そうですね。妻もこちらの料理は大好きなんです。料理のバリエーションの多さには目を見張るものがあって、居酒屋さんの定番メニューもあれば、お店のオリジナリティ溢れる料理もある。日本酒や焼酎の種類も豊富にあるので、私も妻もそれぞれ好きな物や、その時の気分で料理を選べます。

本当にどれを頼んでも美味しいし、まだ食べたことがないメニューがたくさんあるので、いつ来ても新しい料理を楽しめるんですよね。

あと、友人とも来ますね。バスケ関係の仕事で知り合った友人たちが割と近くに住んでいて、久しぶりに「集まろう!」となった時は迷わずフクズシさんを指定しました。友人たちはこちらのお店は知らなかったみたいで「こんなお店あったんだ!」と喜んでもらえて、もちろん料理もお酒も美味しいのでひたすら楽しい時間を過ごしました。

大田区で飲む、となると蒲田などが選択肢になってきますが、近所にこういう良いお店があるのはとても嬉しいことです。

ご友人との飲み会の写真

本日注文されたのは「和牛のたたき」と「はんぺんバター」。はんぺんからは良い香りがお店の中に漂い、たたきは厚めに切られた赤身がお皿いっぱいに並びます。

ぼくは練り物系が大好きで、特にこのはんぺんバターは香りがすごくいい!食欲をそそりますね。こっちの和牛の方は、以前お店の大将にオススメを聞いたら「和牛のたたき」ってことだったので注文したことがあるんです。

あらためて食べてみてもすごく美味しいですね。肉が柔らかくて、タレもよく染み込んでいます。それにボリュームも満点で食べ応えがある。普通のお店だったら、野菜で飾り付けて盛ると思いますが、こちらのお店はお肉だけの直球勝負なのも好感が持てます。

他にもオススメの料理はありますか?

冬季限定の商品になりますが「モツ鍋」はすごくオススメです。モツがよく煮込まれていてホロホロで、そこにゴロゴロとしたにんにくが入っているんです。出汁との相性が抜群に良くて本当に美味しいですよ。

追加でにんにくを増やせるんですが、病みつきになる味ですね。妻と来た時は夢中になるくらい食べ続けて、翌日の我が家はにんにくの臭いで大変なことになりました(笑)

オブラートのない人々

こちらのお店のように、美味しい料理が当たり前に出てくるお店が地元にあるのは嬉しいことですよね。こういったお店も大田区の特徴のひとつかなと思います。

大田区というと蒲田が有名で、ディープなイメージがあると思います。面白さもあるし、よくメディアでも取り上げられています。それも実際の大田区の一面であり、分かりやすいカラーですが、それだけではないと思っています。

他の地域と比べて、町の人がオープンで温かさが感じられる、っていうんですかね。温かさにも色々な種類があると思っていますが、何というか「剛速球な温かさ」を感じます。

都心に住んでいる方たちって節度のある距離感を持っていると思うんですね。それ自体は自然なことだと思います。ただ大田区で出会う人たちは、良い意味でその距離感を壊してくれる人が多い印象があります。ぼくの印象ですけど、言葉や態度に「オブラート」がないんですね。

ぼくがメディアに出ているからなのかもしれませんが、フランクに話しかけてもらうことはよくあって。初対面でもすぐ、昔からの仲間、みたいな雰囲気になれる人が多いんです。

遠慮や建前のない方って、ぼく自身も、自分をさらけ出せるんですよね。会話に裏表がなくなる。それがぼくにとっては心地良いと感じます。

そういった「剛速球」の方々とはどこで出会われるのでしょうか。

こちらのお店のような居酒屋さんでお酒を飲んでいる時とか、あるいは、バスに乗っている時に隣に座ったおばちゃんが話しかけてきて、長々と世間話したりします。近所のコンビニやドラッグストアなんかに行ってもお店の人と話し込むなんてこともよくあります。

この令和の時代、気遣いや配慮は色々な場所で求められますし、それ自体は善だと思います。一方で、古き良き関係性というか。大田区の人から感じる、距離の近さや剛速球な温かさは懐かしくもあり、同時に新鮮味があります。

こういった距離感が苦手な人もいるかと思いますが、ぼくは大好きなんですよ。

お店の壁にはお客さんの写真がたくさん飾られている

他の街や地域との違いは感じますか?

そうですね、余所の街に行くと落ち着かなかったりしますね。ヘアーサロンは原宿のお店に行っているんですが、いまだに街の雰囲気に慣れないというか、お洒落に着飾って「遊びにきたぞ!」っていう方が多いじゃないですか。渋谷なんかも人の数が多いのはもちろん、歩くスピードとか、色々な物事のテンポが速い。そういう街にいると緊張感があるというか、大田区にいる時のような自然体ではいられないんですよね。そう考えると、あらためて自分にとって大田区がホームなんだなと実感します。

お店の大将は以前からお客さんとしての副島さんを認識していたとのこと

肩ひじ張らず、美味しい料理やお酒を、家族や仲間と楽しめる。
そんなお店が近所にあると生活に彩りが増します。
楽しい時間や記憶が増えることで、自宅だけでなく、
近所を含めた地域が「ホーム」と言える存在になるのかもしれません。

今回のお店

居酒屋Fukuzushi(フクズシ)

東京都大田区東雪谷5-9-6 2階
https://www.instagram.com/fukuzushi_izakaya/

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