第27回大田区中小企業 新製品・新技術コンクール

大田区中小企業新製品・新技術コンクールの様子

大田区中小企業新製品・新技術コンクール(以下、新製品・新技術コンクール)は、大田区企業の自社製品開発や新技術開発への誘導を目的に平成元年に開始した。従来多くの大田区企業は、大手企業を中心とした親企業のもとで下請け企業として発展してきたが、大手企業の生産工程の見直しにより、系列外からの部品調達や海外を含む適地生産が行われ、大田区企業は新たな発注企業の開拓や、自社製品の開発、販売を求められた。以降、積極的に新製品開発にチャレンジする大田区企業も多数現れ、現在26回まで、230以上の新製品・新技術が表彰された。このコンクールでの受賞製品が他自治体でのコンクールでもトップ表彰を受けるなど、大田区企業の技術レベルの高さを示し、また、国内見本市への褒章出展によって販路開拓で実績を上げた企業も数多く存在する。

マスキングカラー

今回、「第26回新製品・新技術コンクール」で、最優秀賞を受賞した太洋塗料株式会社の林常務にインタビューをした。「マスキングカラーは、もともと金属製品等を輸送する際に生じる傷を防ぐために使う、塗って剥がせて、また貼れる水性塗料。弊社は製品開発力があってもそれを市場に拡げるのが苦手だったが、大田区職員の紹介で東京都のデザイン関連支援事業へ応募したことにより、ガラスなどにお絵かきを楽しむBtoC商品に応用できた。平成25年8月に発売したマスキングカラーは、ショップや飲食店の装飾用といった用途も広がり、マスコミにも取り上げられ注目を集めたことにより、全国展開している量販店や、有名通販サイトでも取り扱われ、また韓国やシンガポールへの輸出など、海外展開にも注力している」(林常務)。

同社以外でも、新製品・新技術コンクールの受賞から技術力の高さを示し、自社製品開発により下請けからの脱却を図り販路拡大につながっている。国内のみならず海外からの新規受注が増加している受賞企業もあり、「開発に費やした努力が報われた、今後も新規製品を開発していく」などのコメントも多数寄せられている。第27回となる本年度も、素晴らしい新製品・新技術の応募を事務局一同お待ちしております。

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