工場表彰制度 大田区「優工場」 -更なる飛躍の足掛かりに-

金看板

大田区の工場数は昭和58年にピークの9,177工場を数えたが、工場制限三法の規制等もあり、大手企業を中心に工場を国内各地方へと移転、移転跡地にはマンションや戸建て住宅が建設され一般の住民が増加した。以降、大田区で工場を操業する経営者は、一般区民に対しての配慮をより一層求められことになる。このような大田区ならではの「住工調和」の観点から、平成7年度、お手本となる工場を認定・表彰することで、一般区民、製造業者や区外関係者へアピールし、大田区工業に対する理解を深めるため、大田区「優工場」を創設。以降、再認定となった工場(認定期間は5年間)を含めると延べ218社が「優工場」に認定されている。

広沢電工業株式会社

今回、平成21年度と26年度、2回連続して認定及び「総合部門賞」に表彰された、広沢電機工業株式会社(各種設備の動力制御盤・自動制御版の製造)・林社長に「優工場」についてインタビューをした。
「優工場は会社の方向付けになるもので、社員に一体感を生むもの。(認定を受けることで)自社製品が社会とつながっていることも実感できる。『優工場』認定を通じて認知度が上がり、『面白そうだな』と思ってもらえることが重要だと考えている。当社が生産する製品は社会にPRしにくいニッチ分野であるため、前回認定時(平成21年度)と同様に、今回も社内一体となって良い会社を目指した取り組みを継続していきたいと考え申し込んだ」(林社長)。

同社以外にも認定・表彰工場から、「従業員の士気向上に繋がり、金看板を背負っている誇りを持つようになった」、「金融機関の評価にも好影響」、「認定工場同士の新たなネットワークが築けた」等の声が寄せられており、「優工場」認定をきっかけに、自社の事業展開にとって何かしらの恩恵を得ている企業が大多数である。昨年度で20年を迎えた「優工場」、今後は認定・表彰工場のアピールを拡大するべく、時代に即した認定基準へのリニューアルも検討している。事業展開を更に飛躍させる足掛かりとして、「優工場」にチャレンジされてみてはいかがだろうか。
皆様のチャレンジを事務局一同お待ちしています。

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