純アルミダイカストによるヒートシンク

第22回入賞製品・技術

奨励賞

純アルミダイカストによるヒートシンク_写真

概要

純アルミ合金の難鋳造性を克服し、さらに一歩進んだ新型ヒートシンクの開発を成功させました。

  1. 純アルミ合金の高熱伝導率と高引張強度ADC12材のハイブリッド型ヒートシンク。
  2. ADC12+純アルミ合金+銅合金のハイブリッド型ヒートシンク。
  3. 高熱源対応の為のフィンの薄肉背高化。
  4. 99.85%、99.92%、99.99%純アルミ材による鋳造。

特徴

純アルミの長所、短所を活かした製品製造。

  • 従来のアルミダイカスト材ADC12の熱伝導率は92W・m℃だが、純アルミダイカストにする事で、210W・m℃と倍以上の熱伝導率を確保。
  • 熱源が同じであれば、ヒートシンクの材料置換により小型軽量化が図れる。また熱源が増加した場合も材料置換により対応可。
  • また、ヒートシンクの基板接触面は一般に平面度が要求されるため、従来のADC12材ヒートシンクでは後加工が必要であった。この点、純アルミでは伸びがADC12材の13倍もあり、プレス時に平面度を確保でき、後工程での加工レスが可能となってコスト削減を実現。
  • 現在大手アルミメーカーは圧延材を利用しているため、圧延方向形状に切削加工を行っている。本製品は、オリジナル形状を切削レスで成形可。
  • 純アルミは、高熱伝導率であるが引張強度が低い。一般ダイカスト材ADC12は、熱伝導率が純アルミの半分以下であるが、引張強度は倍以上ある。この二つの合金を組合せることを可能としたことで、設計に振動が考慮される自動車部品への拡販を実現。
  • さらなる高熱源対策の為、銅合金との組み合わせや、99.85、99.92、99.99%といった純度の高いアルミニウム材をダイカストする事で更なる熱源対策が可能となった。99.85~99.99%純アルミのダイカストは世界初。
  • ヒートシンクフィンの薄肉背高化により放熱表面積確保が容易になり高熱源対策が可能。

営業品目

ハイブリッド車用、LED照明用、自動車用ヘッドライト用放熱部品など。

企業情報

社名 東京高圧工業 株式会社
住所 〒146-0093 大田区矢口3-33-8
連絡先 TEL:03-3758-3814
FAX:03-3750-8166
URL http://www.tokyo-kouatsu.jp/

ものづくり・イノベーション推進課 イノベーション創出担当
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